(こちらの記事には続きがございます。こちらも合わせてご覧ください。)
人々が足を止めるデジタルサイネージとは?制作のポイントをご紹介
昨年、新宿駅前に突如、ビルのワンフロアほどの大きさの「巨大三毛猫」が登場し、話題となりました。そして、その正体は、超大型街頭ビジョン「クロス新宿ビジョン」が映す立体3D映像でした。
ビジョンの放映開始とともに目を覚まし、PR映像などの合間に駅前の東口広場の人たちに話しかけるようなしぐさを見せ、夜になるとあくびをして眠るその姿は、多くの人々の注目を集めました。
この「巨大三毛猫」のような「映像による電子看板」を、デジタルサイネージと呼びます。
本記事では、そんなデジタルサイネージについて、そのメリットから活用シーンまでをご紹介いたします。
デジタルサイネージとは、液晶ディスプレイやプロジェクターを用いて情報発信を行うシステムのことです。
「電子看板」や「デジタル看板」とも呼ばれ、高画質な映像や複数パターンの切替、ネット接続など、従来のポスターや看板にはない機能を持ち合わせているのが特徴です。
デジタルサイネージに動画を流すことで、関心を持って視聴してもらえる可能性も高いことから、近年では、デジタルサイネージを活用する企業が増えています。
そして、それに伴って、デジタルサイネージの設置場所となる液晶ディスプレイやプロジェクターも増加する傾向にあります。
そんなデジタルサイネージですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。デジタルサイネージがマーケティングツールとして有効と言われる理由を3つご紹介いたします。
まず何よりも、デジタルサイネージは多くの人々に届くという特徴があります。
デジタルサイネージは、街頭のLEDビジョンや駅の構内など「人が集まる場所」に設置されるため、不特定多数の人々に見てもらうことができます。
また、高画質の動画や音声などで情報を伝えられるため、従来のポスターなどよりも人々の目を引きやすく、視聴者の印象にも残りやすい傾向にあります。
その結果、多くの人々に情報を届けることが可能です。
デジタルサイネージのメリットは、ターゲティングがしやすいという点です。
デジタルサイネージはあらゆる場所に設置が可能なうえ、時間帯や時期ごとに動画を簡単に変えることができるため、その時にその場所を通る人々の層やその場所の状況に合わせて、動画を切り替えることができます。
これにより、アプローチしたい層や配信状況に合わせて、的確にターゲティングした広告配信が可能です。
また最近では、備え付けのカメラで相手の顔を認識し、そこから瞬時に年代や性別を判断して、流す動画を変えるといった最先端の機能も生まれており、より効率的な広告配信が可能になっています。
最後に、デジタルサイネージでは、複雑な配信も容易にできます。
デジタルサイネージは、パソコンで内容を書き換え、USBやインターネットからディスプレイに落とし込むだけで配信内容を変更できるため、ポスターや看板のような貼り替えの工数がかかりません。
張り替えの手間が省けることで、タイムセールや店舗ごとの個別販促施策、複数広告の交互配信など、複雑な配信形態への対応も容易です。そのため、きちんとした広告計画を立てることで、非常に効率よくマーケティングすることができます。
上述したように、様々なメリットを持つデジタルサイネージですが、実際にどのようなシーンで活用できるのでしょうか。ここでは、特によく見られる3つの代表的事例をご紹介いたします。
デジタルサイネージの特に代表的な例は、電車やタクシーの中で見かける車内広告です。
この後に紹介する他の活用シーンと比べると、立ち止まってじっくり見られる可能性が高いため、広告効果も大きいと言われています。
特に、電車やタクシーをよく利用するサラリーマン層に向けた広告が効果的で、商品・サービスの大幅な認知度アップに繋がります。
(タクシー広告については、過去に以下の記事でも掲載していますので、ぜひ合わせてご覧ください。「【徹底解説】タクシー動画広告まるわかり!タクシー広告のメリット・種類・費用について」)
サラリーマン層をターゲットとしたビジネス関連商品や、法人向け商品・サービスを検討する企業は、ぜひ検討すべきデジタルサイネージです。
次にご紹介するのは、店頭や売り場で配信される商品広告です。
商品をアピールする動画を繰り返し再生することで、店頭や売り場で購入を悩む人々に対して、商品パッケージでは伝えきれない商品の魅力や特徴を伝えることができます。
特に、その時期の売れ筋商品や期間限定商品をアピールすることで、視聴者の目を惹き、購入へと繋げやすくなります。
店舗を構えており、時期ごとに売りたい商品が変化するアパレルや飲食店を経営する上では、有効活用すべき手法です。
デジタルサイネージと言われ、多くの人が思い浮かべるのは、商業施設や街中で配信される案内・集客用の広告です。
デジタルサイネージの設置場所から店舗への道順を案内するほか、サービスの概要を説明して集客に繋げる広告もあります。
とにかく多くの人の目に触れるため、イベントの開催広告など大規模な広告手法としても活用されます。
特に、数日単位で広告切替ができるため、広告枠を1社や1ブランドで占拠して特定の広告を掲載する、「広告ジャック」などにも活用されます。
「広告ジャック」では、統一された広告の存在感が大きなインパクトになるため、多くの人々に強い印象を残すことができます。
このように、多くのメリットを持ち、活用シーンも多いデジタルサイネージですが、実際に運用するのは容易ではありません。目立たないデジタルサイネージは多くの人にスルーされてしまう上、「不特定多数」にアプローチしているため、その広告効果が計測しにくいためです。そんな状況を避けるためには、高品質な広告動画を制作し、その上で的確な運用を行う必要があります。
そこで、デジタルサイネージの制作・運用を、経験豊富な外部の制作会社に依頼してみるのはいかがでしょうか。弊社では、自社サービスの「ムビラボ」を駆使した格安で上質な動画を1本2万円から、月1,500本のペースで大量制作しています。さらに弊社は、累計数万本の過去事例に基づくビックデータを活用して、コンテンツ企画・動画マーケティング・動画広告分析サービスまでも展開しています。そのため、これまで培ってきた経験やノウハウを活かして動画制作だけでなく広告施策全体をお任せいただくことが可能です。
もちろんデジタルサイネージについても、非常に多くのサポート実績がございますので、デジタルサイネージを活用したい企業様はぜひ一度ご相談ください。
ムビラボのこれまでの事例、サンプル動画は以下のURLをご覧ください。
なお、詳細について相談を希望される方は、以下URLからお気軽にお問い合わせください。