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YouTube/TikTok/Instagram運用インタビュークライアントインタビュー動画マーケティング

SNSで大成功!オーダースーツSADAのYouTube・TikTok・Instagram施策とは?

はじめに

 

本記事では、弊社にてYouTube・TikTok・Instagramのコンサル・運用・制作代行をご支援させていただいた

オーダースーツSADA様にインタビューさせていただきました。

 

創業から100年以上の歴史を持つオーダースーツSADA様は、

国内外に自社工場を構え、高品質なフルオーダースーツを手頃な価格で提供しており、現在では全国に40店舗以上を展開するオーダースーツメーカーです。

YouTube、TikTok、Instagram、Xなど様々なSNSを活用されており、

弊社はそのご支援をさせていただきました。

 

本コラムでは、そんなオーダースーツSADA様がSNSを始めたきっかけや、SNSで得られた成果などを中心に、私たちのご支援内容までインタビューをもとにご紹介していきます。

 

なぜSNSを始めようと思ったんですか?

佐田社長:

弊社では「立ち待ち客」と呼んでいるのですが、もうオーダースーツを買おうと検討しているお客様については、「オーダースーツ」で検索したら、SADAが1位に出てくるんです。

なので、自然とホームページを見てくださって、比較しても「ここが一番コスパいいんじゃないか」

と判断して来てくださるんですね。

あとはリスティング広告も使っていますが、それで十分だと思っています。

 

ただ、次の顧客層、つまり

「まだオーダースーツを強く意識していない」けど、

「スーツそろそろ必要かもな」とか「いずれ必要になりそう」

と思っている方々に、SADAの名前と特徴をまず知ってもらい、興味を持っていただく必要があります。

 

AIDMAの法則で言えば、まずAttentionとInterestを取る段階で、何が効果的かと考えたときに、

「これはSNSマーケティングだな」と。

で、今はやはり動画の時代ですから、「YouTubeに注力しよう」となって、今力を入れています。

 

若い世代に対して、どんなターゲットイメージを持っていますか?

佐田社長:

たとえば、今までは既製服を着ていたけど、会社での立場が上がってきて「ちゃんとしたスーツが必要だな」と思い始めた方。

そういう方が「ちゃんとしたスーツってどんなものなんだろう」と興味を持ってくれるケースが多いです。

 

また、今まではあまりスーツを必要としていなかったけれど、リクルートスーツを含めて、これから必要になるかもしれないという方ですね。

「どんなスーツを着たらいいのかな」と考え始めたタイミングの人にアプローチしたい。

 

全くスーツに興味のない人でも、何かしらでSADAを知ってもらい、いずれ着る時に「じゃあここで買おうかな」と思ってもらえたら、それもありがたいと思っています

ただ、まずはある程度「スーツに関心がある人に対してしっかり認知を取っていきたい」という意図でSNS施策を行っています

 

実際、YouTube運用をもう2年以上サポートしていただき、ファンも非常に多くて、

現在14万人を超えていますし、コメントも毎日驚くほど届いています。

中には800万再生を超える動もありました。

本当にありがたい成果です。

 

今までWebで調べてこなかった“潜在層”からの反応は、実感としてありましたか?

佐田社長:

完全に狙い通りの効果が出ていると思います。

コンテンツとしては、「着こなし指南」という広いターゲットのテーマで、コントを交えながら笑いを取りつつ、着こなしやネクタイの結び方などを紹介しています。

内容も、ネクタイの結び方だけでもたくさん種類があり、誰にでも役立つ情報なので、観ていて面白いと感じてもらえて、「次も観たい、次も観たい」とファンになってくださる方が増えています

実際、「あのチャンネルを観て店舗に来ました」というお客様もたくさんいらっしゃいます

本当に、狙い通りの良いチャンネルを作っていただけたと思っています。ありがとうございます。

チャンネルでの切り口がしっかりしていて「着こなし指南」という明確なテーマがあるからこそ、

これだけのファンがついてくれているのだと思います。

スーツに関するちゃんとした情報を届けつつ、面白さもあるという、

良いバランスのチャンネルになったと感じています。

 

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SNSを始めたのはいつからですか?

佐田社長:

YouTubeマーケティングで「バズると売上が伸びるという話を初めて聞いたのが2007年なんです。

 

あの頃はまだYouTuberなんて一人もいませんでした。

私も「YouTubeマーケティングって何?」って状態でした。

アメリカの成功事例で、あるおじいちゃんがミキサーにiPadや靴を入れて粉砕する動画──「Will it blend?」というシリーズがあって、

それだけで会社の売上が3倍になったらしいんです。

 

それを見て「うちでも何かやってみるか」と思い、始めました。

最終的には全国紙から取材依頼が来るほどになりました。

 

この1年でも、新聞やテレビなど、いろいろなメディアに取り上げられてましたよね。

佐田社長:

朝日新聞からも取材が来ましたし、そこからさらにメディア進出の連鎖が起きました。

私のチャンネルは、メディアに取り上げてもらうためのきっかけとしても機能しています。

そして、スーツを着る人の中でも、登山やスポーツといったアウトドア趣味を持っている方々にも

「スーツって面白いな」と思ってもらいたい、そんな意図もあります。

いまでは「佐田社長チャンネル」としてフォロワー3万人ほどになりました。

 

でもここまで続けたことによって、「カンブリア宮殿」のトピックの一つとして取り上げてもらいましたし、「激レアさんを連れてきた」は完全にそこから繋がったんです。

「激レアさん」って、メディアの人たちもよく観ている番組みたいで、「観ましたよ」という取材依頼がその後すごく増えました。

 

売上以外でYouTubeなどSNSから得た恩恵はありますか?

佐田社長:

ありますね。インナーブランディングにも大きく貢献していると実感しています。

社員の中にも「出てみたい!」という人が多くいて、「こんな企画はどうですか?」とアイデアが自然と出てくる。

社内のコミュニケーションの中で、「次はこういう動画やったら面白そうだよね」と盛り上がるくらい、

みんなチャンネルを観てくれてるんですよ。

それだけフォロワーがいるチャンネルなので、社員も誇りを持ってくれてます

 

しかも、私がむちゃくちゃなことをしている姿を見て

「社長にあそこまでやられちゃったら、我々も手を抜けないですね」と、いい意味でのプレッシャーにもなっているようです。

そういう意味でも、社内の士気や誇りを高めるという点で、オーダースーツチャンネルはすごく効果を発揮していると思います。

チャンネルを見て「この会社面白そう!」と新卒で入社してくれる人も結構います

「あんなチャンネルを作っている、あんな社長がいるってことは、きっと面白い会社に違いない」と。

正直、誤解もあるとは思いますが、悪い方向ではないですからね。

それがきっかけで興味を持ってもらい、「この会社、いいな」と感じてもらえるのはありがたいです。

あのチャンネルを観ていれば、「この会社は冗談が通じる」というのは間違いなく伝わると思います。

私はもう、社内でいじられまくってますから(笑)。

 

そんな感じで

チャンネルの雰囲気から「この会社、面白そうだな」と感じてもらえる

というのが効果の実感としてありますね。

社長にアイデアも聞いてもらえそうだし、冗談も通じそうだなと思ってもらえる。

そういう効果が出ていると思います。

 

採用面では効果はありましたか?

佐田社長:

弊社のチャンネルは単なるお笑いではなく、

「着こなし指南」っていうスーツの着こなしに特化したテーマがあるので、

それを見て「この会社に入りたい」と言ってくれる方は、

やはりスーツやそのスタイルに愛着を持っている方が多いです。

そういう方々は、間違いなくカルチャーフィットしやすいと思っています。

 

新卒の方なんかはショート動画をきっかけに会社を知る機会も増えています。

出店を進めていくには、そういう人たちを採用して育成し、良い店長を育てていかないと店は出せません。

それがようやく今、実現できるようになってきました。

 

YouTubeでまず知ってもらって集客に繋がり、集客ができることで店舗が増えていき、

その店舗で働く新卒が育っていく。

おかげさまで、そういったサイクルが回り始め、国内店舗の出店もスムーズに進んでいます。

 

YouTubeマーケティングを始めた方がいいおすすめの会社はありますか?

佐田社長:

正直、B2Cをやっている会社は、すべからく今やらなければならない時代だと思います。

 

お客様を獲得するためにも、採用活動のためにも、非常に効果があります。

CMにかける予算や、新卒採用で紹介会社に払う費用などを考えると、

YouTubeは限られた予算内で最大の効果が得られる、最高の手段だと私は思っています。

ですから、B2Cの会社は必ずやるべきです。

予算や規模の大小に関係なく、始められるし、始めるべきだと思います。

作り込みや本数など、調整できますしね。

 

B2Bの企業はどうですか?

 

佐田社長:

私のようにメディアが面白がりそうな切り口が作れそうであれば、

B2Bの企業でも意味は大きいと思います。

逆に、そういう企業でSNSをしているところは少ないので、チャンスだと思います。

B2Bなのに、バラエティとしても通用するような、面白い切り口でチャンネルを作る

──たとえば「自社製品を燃やす」みたいな無茶はだめですけど(笑)

ちゃんとしたアイデアをひねれば、B2B企業でもYouTubeは有効だと思います。

 

弊社は2007年から取り組んでいますが、あの頃は会社としても本当に厳しい状況でした。

リーマンショックの前、バブル崩壊後で一度死んだ会社をなんとか立て直していたタイミングでしたから。

当時はテレビCMなんて出せるわけがない。

だからこそ、コストゼロでできることを必死に探して、たどり着いたのがYouTubeでした。

 

そこから「少し余裕が出てきたら企業チャンネルに発展させていこう」と段階的に進めてきました。

でも本当に、最初はコストゼロでもできることから始められるというのが、YouTubeの良さだと思います。

だからこそ、どんな中小企業さんでも、やってみた方がいいと思っています。

 

 

また、やはりプロに聞いてみるのが一番早い

最初の相談ぐらいなら無料でできる場合もありますし、その後本格的に進める段階になったらプロにお願いしてもいいと思います。

何かしら始めてみて、悩みが出てきたら、まず聞いてみる──それだけでも、かなりスムーズに進むはずです。

私自身も、もっと早く相談しておけばよかったと思っています。

 

最後に

 

佐田社長、お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました!
オーダースーツSADAの益々のご発展をお祈り申し上げます!

https://www.youtube.com/@SADA-ji2uc

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