新年の挨拶と言えば、ハガキなどによる年賀状やメールの文章で行う企業が一般的でしたが、近年では動画を活用する企業も増えてきています。そこで、映像制作会社である弊社が、動画での新年の挨拶についてご紹介いたします。
まずは、新年のご挨拶動画についてイメージが浮かばない方のために、実際に弊社の事例をご覧ください。
こちらの動画は、2022年度のご挨拶動画として弊社が制作したものです。
今年の干支である寅を背景にした場面で始まり、和風テイストの音楽に載せて新年の挨拶がなされます。その後、昨年の業務実績が紹介され、最後に昨年の感謝と改めて新年の挨拶を行い動画は終わります。
こうして、新年の挨拶の厳かな雰囲気を残しながらも、勢いのある弊社のイメージが伝わる2022年のご挨拶動画となりました。
新年のご挨拶動画がどのようなものかお伝えできたところで、次に、そのメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
新年のご挨拶動画には、従来の年賀状では不可能だったいくつかのメリットを持っています。
新年の挨拶を動画ですることで、独自のカラーを出しやすくなります。
文章での挨拶では何よりも礼儀が重んじられるため、「謹賀新年」「新春のお慶びを申し上げます」など、長年使われているありきたりな表現になってしまい、あまり企業独自のカラーを出すことができません。
しかし、動画での新年の挨拶であれば、文章ほどかしこまる必要はなく、表現の幅が広がります。定型文を使わず思い思いに新年の訪れを祝う気持ちを表現できるため、企業独自のカラーをアピールすることも可能です。
「ご愛顧を賜わり厚く御礼申し上げます」など、ビジネスにおける新年の挨拶は文面にすると漢字が多く、堅苦しい印象を与えてしまいます。
しかし、これらも動画を活用することで柔らかい印象にできます。動画ではスタッフが自分に対して語りかけているような印象を受ける上、音楽やアニメーション、テロップなどをつけることができるため、文章ほどの堅苦しさはありません。
そのため、動画を見た視聴者は、文章での挨拶よりも親しみやすい印象を受けます。
上述したようなメリットを持つ新年のご挨拶動画ですが、デメリットも存在します。
新年のご挨拶動画を検討する上でまず確認すべきなのは、動画が自社のイメージに合っているかという点です。
新年のご挨拶動画は、柔らかく親しみやすい印象を与えますが、裏を返せば、カジュアルでくだけた印象を与えてしまいます。
そのため、エンターテイメント業界の企業などとは親和性が高いものの、教育関係や金融業、長い歴史を持つ老舗など、礼儀作法に則ったふるまいを遵守する企業にとっては、自社のブランドイメージに傷をつけることになってしまいます。
ですので、まずは自社のイメージを理解し、動画での挨拶が適切であるかどうかを考えた上で、動画制作に取り掛かるのが健全です。
さらに、新年のご挨拶動画を制作する上では、送付する相手のことも考えなくてはなりません。
動画で挨拶を送る企業が増えているのは事実ですが、まだまだ年始の挨拶は直接行うもの、あるいは年賀状で行うものという考えを根強く持っている企業も少なくありません。
そのため、送付先のことを考えずに挨拶を動画に切り替えてしまうと、かえって悪印象を与えてしまう場合もあります。
せっかくの新年の挨拶をマイナスに作用させないためには、自社のイメージだけではなく送付先のことも見据えた上で、どんな動画なら受け入れられるのか、そもそも動画という手段が認められないのかを、きちんと検討する必要があります。
これまで述べてきた通り、新年のご挨拶動画には、メリットと同時にデメリットもあります。しかし、そんなデメリットも多くの場合は、動画の内容や構成を工夫することで、最小限に抑えることが可能です。そこで、次に、新年のご挨拶動画を作る上でのポイントをお伝えいたします。
まず何より大切なのは、適切なマナーを遵守するということです。ビジネスにおいて新年のご挨拶は重要なものですが、動画であってもそれは変わりません。
年賀状とは、「本来ならば出向いて直接挨拶すべきだが、遠方であるため訪ねていけない人へ向けて出す」もので、新年の訪れを祝う気持ち、お世話になったことに対するお礼と感謝、今後も付き合いを願う気持ちなどを込めるものです。
新年のご挨拶動画においても、「元旦」と「元日」を使い分ける、忌み言葉は使わないなどの基本事項を守りつつ、このような気持ちがきちんと伝わる動画にする必要があります。
新年のご挨拶動画は、すっきりと簡潔にまとめることも大切です。
企業向けの新年のご挨拶動画ですと、相手には他の多くの企業からも挨拶が集中している可能性があります。大量に届く年賀状や年賀メールをチェックしているときに、10分も20分も続く動画を見ている時間はありません。
そのため、相手の迷惑にならないためにも、伝えたい内容を簡潔にまとめ、できるだけコンパクトな動画にする必要があります。
具体的な動画の長さは、相手との関係性や動画の内容によっても異なりますが、おおよそ1分が妥当と言えます。
最後に、新年のご挨拶動画では、相手の視聴環境についても目を向ける必要があります。
ビジネスマンの場合、新年の挨拶をチェックするのがオフィス内や移動中の公共交通機関であることも想定されます。このような場合、たとえ動画であっても、音声オフで視聴されることも十分にありえます。
このようなことを踏まえると、音を出さなくても内容を理解できるように、字幕やテロップを使用するなどの工夫をして動画を作っておくことは、相手の視聴環境を考えると非常に親切ですし、相手に好印象を与えます。
本記事でも述べてきた通り、新年のご挨拶動画は、適切な内容・配慮を伴えば、取引先との関係構築の上でもメリットの多い手法です。しかし、一歩間違えると、これまで築き上げてきた関係性を壊してしまったり、今後の関係構築の上で信用を失ってしまう恐れもあります。そのため、ノウハウなしでいきなり取り組むのは難しいのも事実です。
そこで、新年のご挨拶動画を、経験豊富な外部の制作会社に依頼してみるのはいかがでしょうか。弊社では、自社サービスの「ムビラボ」を駆使した格安で上質な動画を1本2万円から、月1,500本のペースで大量制作しています。さらに弊社は、累計数万本の過去事例に基づくビックデータを活用して、コンテンツ企画・動画マーケティング・動画広告分析サービスまでも展開しています。そのため、これまで培ってきた経験やノウハウを活かして動画制作だけでなく広告施策全体をお任せいただくことが可能です。
もちろん新年のご挨拶動画についても、非常に多くのサポート実績がございますので、新年のご挨拶動画にご興味のある企業様はぜひ一度ご相談ください。
ムビラボのこれまでの事例、サンプル動画は以下のURLをご覧ください。
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