SNSには様々な種類がありますが、ビジネスにおけるSNSといえば、何が思い浮かぶでしょうか?
この質問に対して、Fecebookを思い浮かべた方が多いのではないでしょうか。ではtoB向け広告を配信したい場合、どこに配信するのが最適なのか。答えは簡単です。Facebookです。さらに、toB向け広告だけでなく、ビジネスマンの多くが利用するFacebookは、高所得者ユーザーが多いため、toC向け商品のマーケティングにも適した場であると言われています。
このように考えると、Facebook広告は、あらゆるマーケティングにおいて、無視することのできない存在です。そこで今回の記事では、そんなFacebook広告・掲載方法について、実際の計画・掲載順序に則ってご紹介いたします。
※本記事は2023年1月30日時点におけるMeta HPの情報を参照しております。
(https://ja-jp.facebook.com/business/ads)
[目次] 1.広告の目的を決める 2.ターゲットを定める 3.掲載場所を選ぶ 4.予算を設定する 5.フォーマットを決定する 6.動画広告に対応したFacebook広告 7.Facebook広告の難しさ |
あらゆる広告に共通することですが、広告を用いたマーケティング施策を行う上では、目的の明確化が欠かせません。そして、このことは、Facebook広告においても例外ではありません。
そのため、Facebook広告では、動画広告を配信する過程で、まず目的を選択する仕組みになっています。選択肢は以下の11種類です。
マーケティングの第1段階として、まずは売りたいサービス・商品の認知を拡大することが不可欠です。そんな認知拡大を目的とした広告には、以下の2つの選択肢があります。
ブランドの認知拡大を図る方向けの選択肢です。ブランドに関心を持つ可能性が高いと判断された人々に対して、優先的に広告を表示します。
大量の認知獲得を狙う方向けの選択肢です。予算の範囲内で、なるべく多くのターゲット層の人々に広告を表示します。所在地の近隣にいるユーザーのみをターゲットにすることもできます。
既に認知度の高いサービス・商品を売りたい場合、広告の目的となるのは認知拡大です。そんな認知拡大を目的とした広告には、以下の6つの選択肢があります。
アプリのインストール数を増やしたい方向けの選択肢です。App StoreやGoogle Playストアに誘導することで、ユーザーに詳細なアプリ情報・説明を見せ、最終的にはインストールにつながるよう誘導します。
サイトのトラフィック増加を意図する方向けの選択肢です。自社のWebサイトへ誘導するもので、誘導先のページによっては、コンバージョンにつながる場合もあります。
潜在顧客を獲得することを目的とする方向けの選択肢です。ビジネスに関心を持った人々に広告を表示することで、ニュースレターの購読、アプリやサイトの利用などにより、潜在顧客を情報を収集します。
顧客とのやりとりを増やしたい方向けの選択肢です。Messengerスレッドの利用を促すことで、顧客との1対1のやり取りを開始します。顧客とのやりとりを通して、顧客からの質問に回答し、リードを獲得してコンバージョンを獲得することを最終目標としています。
自社のFacebookアカウントに対する反応の増加、フォロワーの活発化を狙う方向けの選択肢です。Facebookページのフォロワーを増やし、投稿へのコメント、シェア、「いいね!」を増加させます。イベントへの参加やクーポンの利用など、目的に合わせて最適化しながら利用することができます。
動画の再生数増加を意図する方向けの選択肢です。動画に関心があり、最後まで視聴する可能性の高い人々を狙って動画広告を表示します。
マーケティングの最終ゴールは、ユーザーに商品・サービスを購入してもらうことです。そんな顧客獲得を目的とした広告には、以下の2つの選択肢があります。
webサイトやアプリでのアクションを促進したい方向けの選択肢です。商品購入やリード獲得、登録などコンバージョンの目的にあったアクションを取るように、ユーザーを誘導します。
実店舗への来店を促し、店舗で利用者からの売上アップを望む方向けの選択肢です。カスタマージャーニーにおけるオンラインとオフラインのショッピングの格差を減らすように設計します。
複数の商品をユーザーに合わせて販売したい方向けの選択肢です。カタログをアップロードしてキャンペーンを設定するだけで、各ユーザーに対して最も関連性の高い製品を自動で表示されます。
広告の目的が決まったら、次は広告を表示するターゲットを定めます。Facebook広告ではターゲットの選定方法を、以下の3つのうちから選択することができます。
コアオーディエンスを使用した場合、年齢、興味・関心、地域などターゲットの条件を細かく設定することができます。具体的には、以下の5項目を指定できます。
▽地域
ターゲットの居住地を指定できます。
▽利用者データ
年齢、性別、学歴、役職などに基づいてターゲットを指定できます。広告でリーチした人のタイプをトラッキングすることはできますが、具体的な個人情報を知ることはできません。
▽興味・関心
ターゲットと広告の関連性を高めるため、オーガニック食品からアクション映画まで、広告を表示したいターゲットの興味・関心を指定することができます。
▽行動
過去の購入履歴やデバイスの利用状況といった消費者行動に基づいて広告のターゲットを指定できます。
▽つながり
自社のFacebookページやイベントとつながっている人を含めるか、反対に除外して自社と関わりの薄いユーザーにアプローチするかを選択できます。
カスタムオーディエンスを使用した場合、優良顧客や、アプリの利用者、webサイトにアクセスした人など、自社に関心を示している利用者に広告を表示できます。具体的には、以下の3項目を指定できます。
▽連絡先リスト
CRMシステムやメールアドレスリストの情報を基に、既存顧客や見込み客をターゲットに指定することができます。また、実店舗で収集した情報をオンラインでのリターゲティングに活用することもできます。
▽サイトのビジター
Facebookピクセルを設定すると、webサイトでのユーザーのアクションからカスタムオーディエンスが自動的に作成されます。そのため、過去のwebサイトでのアクションに基づいてターゲットを指定できます。
※Facebookピクセル
Webサイトに設置することによってユーザーのアクションを追跡可能にするJavaScriptコード。導入ハードルが少し高いように感じますが、Facebook広告の効果を最大化するためには欠かせないツールです。
▽アプリの利用者
Facebook SDKを実装すると、アプリユーザーをターゲットとして、ゲームの継続的なプレイ、アイテムの閲覧、購入といったアプリ内アクションを実行するよう促す広告も作成できます。
※SDK
「Software Development Kit」の略称。ソフトウェアを開発する際に必要なプログラムやAPI・サンプルコードなどをパッケージ化したもの。
類似オーディエンスを使用した場合、既存の顧客からなるソースオーディエンスを作成するだけで、共通の興味・関心や特徴を持つユーザーをターゲットとして指定できます。既存の顧客と類似したユーザーに対してアプローチすることで、短期間で効率的に広告効果を狙うこができます。
ここまでの設定で広告の目的、ターゲットを決定することができました。そこで、次の設定は、そんな目的やターゲットに合わせた適切な掲載場所の選択です。
Facebookを運営するMeta社の提供する広告掲載先は数多くありますが、今回はFacebook上に表示されるものに限って紹介いたします。
▽Facebookフィード
FacebookウェブサイトやFacebookアプリにアクセスしているユーザーに、フィード広告を表示できます。
▽Facebook Marketplace
Marketplaceのホームページを開いているユーザーやFacebookアプリでMarketplaceを閲覧しているユーザーに広告を表示できます。
▽Facebook動画フィード
Facebook WatchとFacebookフィードにおいて、動画広告を表示できます。配信した広告は、オーガニックな動画と動画の間に表示されます。
▽Facebookの右側広告枠
Facebookの右側の広告枠に広告を表示できます。コンピューターでFacebookを閲覧中のユーザーにのみ表示されます。
▽Facebookビジネス発見
モバイルのFacebookフィードでビジネス投稿の見出しまたはコメントをタップしたユーザーに対して、Facebookビジネス発見に広告が表示されます。
▽Messenger受信箱
Messengerのホームタブに広告を表示できます。
▽Facebookストーリーズ
Facebookストーリーズに広告を表示できます。クリックしたユーザーだけが広告を視聴します。
▽Messengerストーリーズ
Messengerストーリーズに広告を表示できます。クリックしたユーザーだけが広告を視聴します。
▽Facebookリール
Facebookのリールタブに広告を表示できます。クリックしたユーザーだけが広告を視聴します。
▽Facebookインストリーム動画
Facebookのオンデマンド動画と承認を受けた配信者のライブストリーム内に広告を表示できます。広告はコンテンツの前後や途中に挿入されます。
▽Facebookリール広告
半透明のオーバーレイとして、リールの下部などリール内の任意の場所に広告を表示できます。また、リールの間に動画広告を挿入することもできます。
▽Facebookの検索結果
FacebookおよびMarketplaceの関連する検索結果の横に広告を表示できます。
▽Messenger広告メッセージ
Messengerでこれまでにやり取りしたことがあるユーザーに対して、メッセージとして広告を表示できます。
▽Facebookインスタント記事
Facebookモバイルアプリに配信される自社のインスタント記事内に広告を表示できます。
※Facebookインスタント記事
Facebookモバイルアプリ内に記事を配信できるよう、開発者向けに開発されたツールです。
広告の掲載場所が決まると、次に広告の予算を設定しなくてはなりません。Facebook広告では、広告費は一定ではなく、広告オークションによって決まります。
広告の予算としては、 1日に使用する金額またはキャンペーン全体を通じて使う総額を設定します。それと同時に、広告表示や、コンバージョンに対して支払ってもよいと考える上限額を入札価格として設定します。
予算や入札価格はいつでも編集できるため、長期間に渡って広告配信を行う場合、広告の表示状況や広告成果に応じて調整していくことが重要です。
20万人以上へのリーチを目指す広告キャンペーンの場合は、リーチ&フリークエンシー購入を使うと、今後の配信を予測して、固定価格で細かく制御しながら広告配信できます。
広告を表示させる人数、頻度、広告を表示する順番を選択することにより、事前に6か月先までの広告配信計画を立てることができます。また、 かかるコストを事前に把握できるため、計画性の高い広告施策を実施できます。
リーチ&フリークエンシーツールには、 意図するターゲット層にリーチするのに必要な予算が正確に表示され、広告配信を予約した時点の価格で配信されます。
自社の商品・サービスを効果的にアピールするためには適切なフォーマット選びが欠かせません。Facebook広告で掲載可能なフォーマットには、以下の5つがあります。
写真広告は、魅力的な画像と文章でユーザーを惹きつけるシンプルな広告です。制作が容易なため、広告配信の第1段階として利用されることも多い形式です。
動画広告は、映像、 音楽、セリフなど様々な面から、商品・サービスをアピールできる訴求力の高い広告です。気軽に見られる短い広告から、 じっくり見られる長い動画まで、 さまざまな長さとスタイルが用意されており、活用方法次第では非常に大きな成果を生み出すことができる形式です。
Messenger広告は、インタラクティブな機能や自動機能を活用して、Messenger内において、まるでメッセージのように配信される広告です。既存の顧客や潜在顧客と1対1のやり取りができる形式です。
カルーセル広告は、 1つの広告で最大10の画像や動画を表示して、複数の製品を紹介したり、 あえて1つのブランドストーリーを伝えたりできる広告です。様々な活用方法があるため、自社のニーズに合わせて利用できる形式です。
スライドショー広告は、写真に動きや音楽、テキストを加えた、写真広告と動画広告の中間のような広告です。動画広告のような訴求力を持ちながら、写真広告のように軽量で、接続速度を問わず、スムーズにストーリーを伝えられる形式です。
動画広告に対応したFacebook広告としては、以下の3種類が存在します。
まず1つ目は、Facebook動画フィードです。
フィード広告は、Facebook広告の中でインプレッション数が最も多く、コンバージョン率も高い傾向にあります。そして、そんなFacebookフィードに、訴求力の高い動画広告を配信できるのが、Facebook動画フィードです。
▽配信できる動画規格 アスペクト比 1:1(PCまたはモバイルの場合)または4:5 (モバイルの場合) 解像度 1,080 x 1,080ピクセル以上 動画の長さ 1秒~241分 最大ファイルサイズ 4GB |
次に2つ目は、Facebookインストリーム動画です。
インストリーム広告は、Facebookにある動画再生中に流れる動画広告のことで、Facebook以外でも、主にYouTubeなどでよく用いられる広告形式です。
▽配信できる動画規格 アスペクト比 16:9~1:1 解像度 1,080 x 1,080ピクセル以上 動画の長さ 5秒~10分 最大ファイルサイズ 4GB |
最後に3つ目は、Facebookストーリーズです。
ストーリーズ広告とは、ストーリーズの間に表示される広告のことで、縦型のフルスクリーン広告によってユーザーに強い印象を与えたい場合に効果的な動画広告です。
▽配信できる動画規格 アスペクト比 9:16 解像度 1,080 x 1,080ピクセル以上 動画の長さ 1秒~2分 最大ファイルサイズ 4GB |
ここまでFacebook広告について網羅的に紹介してきました。この記事を読まれた方の中には、これでもうFacebook広告は安心!と思われた方も少なくないかもしれません。しかし実際にFacebook広告を施策として利用するには、各広告形式に合わせた適切な広告の制作や上述した様々な入札戦略における妥当な金額設定など、ノウハウが必要な要素が多く、効果にも大きく影響してしまいます。
そのため、本記事を読んでFacebook広告の形式が理解できたとしても、いきなり施策実施に踏み込むのはリスクが高いと言えます。
そこで、Facebook広告を検討されている方、お悩みの方は、ぜひ一度、弊社にご相談ください。
弊社では、自社サービスの「ムビラボ」を駆使し、格安で上質な広告動画を1本2万円から月数百本のペースで大量制作し、広告運用まで含めた動画マーケティングを行っております。過去の膨大なノウハウを活用し効果検証を行った結果、3ヶ月でオーガニックトラフィック2倍、CPA1/10に改善などの実績がございます。
さらに弊社では、Youtube/Tiktokなどのコンテンツ企画・チャンネル運用・動画クリエイター紹介サービスまでも展開しています。そのため、これまで培ってきた経験やノウハウを活かしてマーケティング施策全体をお任せいただくことが可能です。
もちろんFacebook広告に関しても、非常に多くのサポート実績がございますので、Facebook広告を活用したい企業様はぜひ一度ご相談ください。
過去の広告動画制作事例はこちら。
https://movi-lab.com/movie-list/yup_pr/
なお、詳細について相談を希望される方は、以下URLからお気軽にお問い合わせください。