動画には様々な表現方法があります。例えば、実写、漫画、静止画スライドショーなどが存在します。しかし、動画制作会社である弊社がお手伝いしている事例で特に人気なのは、これらではなく、アニメーション動画です。本コラムを読まれている方の中にも、アニメーション動画の制作を検討されている方は、多いのではないでしょうか。しかし、一言でアニメーション動画と言っても、そこには様々な種類が存在し、それぞれが異なった魅力を持っていることをご存じでしょうか。本コラムでは、実際に弊社がお手伝いした過去の事例を取り上げながら、アニメーション動画の主な種類とその魅力についてお伝えできればと思います。
アニメーション動画においては、「インフォグラフィック動画」「モーショングラフィック動画」「イラストレーション動画」「3Dアニメーション動画」がよく活用されています。それぞれの特徴について説明したいと思います。
「インフォグラフィック動画」とはアニメーションやイラスト、図や表などを用いて情報を視覚的に表現し、わかりやすく表現した動画のことを指します。ちなみに、「インフォグラフィック」は、「インフォメーション(情報)」と「グラフィック(視覚表現)」を掛け合わせて作られた造語です。「インフォグラフィック動画」の特徴は、「面白さ」や「感動」などのエンターテインメント性を求めるのではなく、情報を効率的に伝えることに重きを置いている点です。そのため、複雑な情報を分かりやすく伝えられるのが、「インフォグラフィック動画」の1番の魅力です。そんな「インフォグラフィック動画」を効率的に使ったのが、ペイトナー株式会社(旧 yup株式会社)様のこちらの動画です。
ペイトナー株式会社(旧 yup株式会社)様
■ 金額帯
〜10万円
■ 業種
IT・通信
こちらは、ペイトナー株式会社(旧 yup株式会社)様が提供する「先払い」サービスの内容を説明した広告動画です。「インフォグラフィック動画」の魅力である分かりやすさを存分に活かした構成で、詳細なサービスの流れや条件までもを的確に伝えています。このような商品・サービスをとにかく分かりやすく紹介した動画は、「サービスを利用したいが、使い方が分からない。」といった視聴者にとって非常に魅力的で、商品・サービスを購入するきっかけとなります。そのため、今回取り上げたペイトナー株式会社(旧 yup株式会社)様のように、言葉での説明が難しいIT・通信を使った商品やサービスを提供する企業に特におすすめしています。
「モーショングラフィック動画」とは、本来は動きのない文字や写真、イラスト、ロゴ、アイコンなどに加工を加え、アニメーションにしたものを指します。動きを意味する「モーション」と画像やテキストを使った視覚表現を意味する「グラフィックス」を組み合わせた言葉です。見た目にもポップで可愛らしい映像になる上、伝えるべき情報も入れ込みやすいことが「モーショングラフィック動画」の特徴です。そのため、「モーショングラフィック動画」の魅力は、必要な情報を伝えながらも、視聴者の印象に残りやすい動画であるという点です。そんな「モーショングラフィック動画」を活用したのが、株式会社キャリアインデックス様のこちらの動画です。
株式会社キャリアインデックス様
■ 金額帯
10万円〜30万円
■ 業種
人材
こちらは、株式会社キャリアインデックス様が提供する求人情報データベース「Leadle」を紹介するHP掲載用の動画です。(「Leadle」のサービスサイト : https://leadle.io/ )利用場面を想定した構成で作られていますが、この構成は、視聴者の印象に残りやすいという「モーショングラフィック動画」の特徴を存分に活かし、日々の業務の中で「Leadle」の必要性を実感してもらえるよう設計されたものです。「モーショングラフィック動画」は、その特徴ゆえ、どんな業種に対しても満遍なく活用可能なアニメーションジャンルですので、ひとまずアニメーション動画に挑戦してみたいという企業には、こちらをおすすめしています。
「イラストレーション動画」とは、パラパラ漫画の要領で、線の位置を少しずつずらしながら何枚ものイラストを作成することで、まるでキャラクターや背景が動いているように表現した動画のことを指します。一般的なテレビアニメやアニメ映画の制作に用いられる手法で、制作には多くの量のイラストを用いるため、背景やキャラクターまでも細かく表現できるのが特徴です。そのため、「イラストレーション動画」の魅力は、ストーリー性のある動画や詳細な描写が必要な動画も描けるため、構成次第では強いインパクトを持つ動画が生み出せるという点です。そんな「イラストレーション動画」を活用したのが、冨澤物産株式会社様のこちらの動画です。
冨澤物産様
■ 金額帯
10万円〜30万円
■ 業種
メーカー
こちらは、冨澤物産株式会社様のエンジンサポート製品「Adpower」の認知拡大に向けて制作された商品制作動画です。この動画では、「Adpower」をヒーローの秘密道具に見立て、「Adpower」を使って困っている家族を助けるヒーローの姿が描かれています。ヒーローという設定により、「“唯一無二”の技術や製品を“0➡︎1” を達成する志を持ち、実践をし続ける」という冨澤物産様の指針を示すとともに、しっかりと正しい情報を伝えながらも強烈なインパクトを残すという「イラストレーション動画」の魅力も存分に活かした動画となっています。このように、「イラストレーション動画」は、何よりもその印象の残りやすさが売りであるため、新商品・新サービスの認知拡大や新事業の開始を伝えたい企業には、特におすすめしているアニメーションジャンルです。
「3Dアニメーション動画」とは、キャラクターやオブジェクトを3次元空間に配置し、それらを操作して動いているように見せた動画のことを指します。通常の2Dアニメーションは縦と横の2次元で構成されていますが、3Dアニメーションは、それらに奥行きが加わった3次元で構成されます。その結果、人や物をより現実世界に近しく表現できるのが特徴です。そのため、フォルムや質感などの商品の実体やリアルなキャラクターの姿と動き、魅力を伝えられるのは、「3Dアニメーション動画」ならではの強みです。そんな「3Dアニメーション動画」を活用したのが、イメージキャラクター「がるる」をPRするこちらの動画です。(こちらは著作権の関係上、企業名を公開できないため、非公開として掲載させていただきます。)
非公開
■ 金額帯
10万円〜30万円
■ 業種
その他
こちらは、イメージキャラクター「がるる」をPRするための「3Dアニメーション動画」です。多くの人から愛されるイメージキャラクターを作るため、様々な視点から「がるる」の体型フォームや表情パターンを試行錯誤したことで、最終的には、動画のような可愛らしい「がるる」が完成しました。まさに、「3Dアニメーション動画」の魅力である、リアルなキャラクターの姿と動き、魅力を伝えられるという点を、最大限に活かした動画です。このように、「3Dアニメーション動画」は、商品やキャラクターをリアルに表現でき、その魅力を伝えることができるため、フォルムや質感に魅力を持つ商品や外見を売りにしたキャラクターをアピールしたい企業には、最適なアニメーションジャンルとしておすすめしています。
アニメーション動画制作の難しさ
ここまで、「インフォグラフィック動画」「モーショングラフィック動画」「イラストレーション動画」「3Dアニメーション動画」という人気の高い4つのアニメーションジャンルを徹底分析し、その特徴から魅力、適合する企業まで述べてきました。ここまでの分析を読まれた方は、もう自社の商品・サービス・キャラクターには、どのアニメーションが向いているかはお分かりいただけたと思います。しかし、アニメーション動画制作は、自社に合ったアニメーションジャンルを見つけるだけでは終わりません。そこからさらに完成までには、アニメーションの構成決め、素材作り、編集といった数多くの工程が存在します。そして、このうちの1つの工程でも失敗してしまうと、アニメーションは一気に陳腐なものへと変化してしまいます。このようなことを踏まえると、アニメーション動画制作は非常に難しく思えます。しかし、ここでアニメーション動画制作を諦めるのは、時期尚早です。
高品質なアニメーション動画は、プロに任せると安心
そんな時は、経験豊富な外部の制作会社に依頼してみるのはいかがでしょうか。弊社では、自社サービスの「ムビラボ」を駆使した格安で上質な動画を1本2万円から、月1,500本のペースで大量制作しています。さらに弊社は、累計数万本の過去事例に基づくビックデータを活用して、コンテンツ企画・動画マーケティング・動画広告分析サービスまでも展開しています。そのため、これまで培ってきた経験やノウハウを活かして動画制作だけでなく、広告施策全体をお任せいただくことが可能です。
もちろんアニメーション動画に関しては、今回取り上げなかったジャンルも含め、非常に多くのサポート実績がございますので、アニメーション動画の制作やアニメーション動画を使った広告施策に興味がある企業様はぜひ一度ご相談ください。
ムビラボのこれまでの事例、サンプル動画は以下のURLをご覧ください。
なお、詳細について相談を希望される方は、以下リンクからお気軽にお問い合わせください。